ヘボさを競え!愛にあふれた本格ロボットバトル!「卓上ヘボコン」①
こんにちは、なんかおもしろいこと、びびのやです
ボドゲ会も無事終わり、次はいつにしようかなと思いながら年末を迎えます、今年はサンタさん来るかな、来てくれたらちょっと重めのボードゲームが欲しいです。
みなさん、ボードゲームの勝ち負けはどうやって決まると思いますか?
数字が多い、手札を早く無くす。サイコロ運が良い・・・。
いろんな物がありますが、そこにもうひとつ、「ヘボい」を追加してみませんか?
ボドゲレビュー第7回は ペンとサイコロさんの「卓上ヘボコン」
2~4人用
名前のとおり、ヘボいです。
さっそくパッケージのタイトルが誤字というヘボさ。
パッケージイラストは明らかに模型屋にあるロボ好き少年の夏休みの宿題的なアレを再現しております。よく見ると見覚えのあるパーツもありますね。
製作されたペンとサイコロさんは以前レビューを書いた「百怪夜行」のメーカーさんでもあります。
ペンとサイコロさんのHPはこちら
百怪夜行のレビューはこちら、超名作!
百怪夜行のときも書きましたが、今回も製作者さんの愛をひしひしと感じる作品です。
ボドゲを楽しむ際には、ルールよりもまず、それら世界観や愛情を知ることが大切なんじゃないかなと思っておりますが、それらが本当にぴか一です。
まず、箱を開けると・・・。
キッチンタイマーとナット
※ ボードゲームです。
このゲーム、箱がやたらと重いんですが、そういうことでした。
説明書には
およげる
けん
落書きです。
子供のころ説明書や漫画に落書きをした人多いんじゃないかな(特に男子!)
このゲームをボドゲ会に持っていったら「びびさんがいい年こいて説明書に落書きした」と勘違いされました。
ちなみに説明書は3カ国、4言語に対応したグローバルな仕様です、すごい!すごいぞヘボコン!
ヘボコンはロボットバトルがテーマのゲームです。
肝心なロボットの造形は・・・
ボロッボロ
3Dプリンターを使っているのだと思いますが、この「いい具合でボコボコでヘボい」造形は見事としか言えません。
そしてロボットである以上「回路」や「パーツ」は欠かせません!もちろんこのゲームでも再現されております!
歯ブラシです。
ジャンクパーツや日用品を組み合わせて何かを作る。
これはロボモデラーならば常識であり伝統ですが、そこまで再現しております!!
・・・なのかなぁ??
そして一ひときわ目を引く・・・
ナット(本物)
いまだかつて「本物のナット」を使用したボードゲームがあっただろうか。
ほかにロボット作るゲームがあったとしても、おそらくパーツやコマ、トークン類は紙製だと思うんですよ、それでも十分雰囲気は出ると思うんです。
しかしこの「卓上ヘボコン」はそれ以上にリアルです。本物です!
この大真面目にふざけているというか、計算されつくした不真面目さというか、とにかく製作者側の愛をひしひしと感じました。
先日のボードゲーム会でも
パッケージデザインだけで「なんだこれ」と笑いが起き
箱を空けたらナットとキッチンタイマーで驚き
駒のチープさに「ナイスヘボ」と賞賛の声が上がり
パーツや回路がまさかの日用品で机をたたいておりました
上記内容物だけで「ヘボい」と褒めたくなるこの「卓上ヘボコン」
はたしてそのゲーム内容とは!!??
・・・続きは後編をお待ちください。
ただひとつだけいえます「ナイスヘボ!」と・・・。
後半はこちら↓
びびのやでは定期的にボードゲーム会を行っております。
社長ともども皆様のご参加お待ちしております!
びびのや