「妖怪を目撃し小話を作ろう」雰囲気が良く、触っていて楽しいゲーム「百怪夜行」
こんにちは、びびのやです。
いよいよ来週です、ご参加お待ちしております!
先日のゲームマーケットの戦利品レヴューその2、
今回は「百怪夜行」
とにかくどストライクなデザイン、パケ買いでした、
百怪夜行は簡単に言うと
「たくさんの妖怪を目撃し、情報を集め、小話を作るゲーム」です。
画像は昼の妖怪
コロボックル、カマイタチ、ヤマタノオロチ、雪女などなど。
1~11までの数字の書かれた妖怪がたくさんいます。
これらを集めて「マージャンのように役をつくり、公開する」そういうゲームです。
がしゃどくろもいます
ざっくりとしたルール説明
場にこんな感じで列を作るようにカードを並べます。
いきなり先頭が閻魔大王という、RPGの負けイベントみたいになっていますが、ここの状態からスタート、プレイヤーは「語り手」と呼ばれます。
スタートの順番は「最近妖怪を見た人」から始まります。(本当にそう書いてある)
語り手はできることが3つ。
① 妖怪を目撃し、手札に加える。
今回は先頭から2番目をとりました。
百怪夜行は続きます。
先ほどは2番目の妖怪を目撃しましたが、3番目以降の妖怪ももちろん目撃できます。
しかし・・・
百怪夜行の後ろの妖怪を見てしまい、他の妖怪は消えてしまいます。
さらに、自分の持っている妖怪の情報を「井戸端会議で話す」羽目になります。
(手札を共有墓地に捨てる)
これが一つ目
② 井戸端会議で聞いた妖怪の話を自分のものにする。
自分の目撃情報を1つ教えることで(手札から1枚共有墓地に捨てることで)
井戸端会議でたまった妖怪情報を全部もらえます。(墓地のカードを全て手札に加える。)
これが2つ目
③ 集めた情報で小話をうつ(役を公開する)
閻魔大王もいるよ!
「昨日の夜ねぇ・・・あたしゃ奇妙なモンを見たんですよ・・・」みたいなことを言いながらやるといいですね。落語風でも・稲川淳二風でもどちらでも可。
まぁその中には井戸端会議で聞いた他の人の話をパクっているんですけどね
これが3つ目です。
これらを繰り返して、所定の枚数分の小話をうてたら、点数計算し、その会は終了です。
役はこんな感じです。
この辺は麻雀っぽい。
点数は蝋燭カードに火をともすように表示します。
よくできてるなぁ。
この辺の小道具のかわいさが本当に素晴らしいです。
ゲームとしてはポーカーのように数字を集めるものなんですが。
妖怪を目撃、井戸端会議で情報を盗み、小話をうつ。話は進みろうそくに火が灯り、新しい蝋燭へ・・・・・・・・。
この一連の流れへの没入間がすごく良いです。
雰囲気ゲーが大好きなびびさんにとって、なかなかの神ゲー。
結果
1席目 びびさんが「見聞録・続物」で3点先制
2席目 社長が 「見聞録・続物・長物語・長物語」で7点
そんな感じで小話を続け・・・
まけました
いいとこまでいったんですけどね。
このブログでは伝えきれないほど、雰囲気の良いゲームです。
妖怪デザインや世界観への没入感も素晴らしいですし、いわゆる「捨て札回収」を「井戸端会議で話題を取る」と表現されているところも素晴らしいです。
ゲーム性もシンプルゆえにガチ向けにもできますし、かわいいイラストがどんどん出てくるので何も考えずに好きなのを集めても楽しいです。
また、説明書も愛にあふれておりますので、ぜひ手にとって見てもらいたいです。
びびさんは左から二番目のコロポックルがかわいいので、手札関係なくついつい優先的にとってしまいます。
あと、「ごず!」と「めず!」とかも好きです。
ボードゲームって雰囲気とか、製作者の愛のこめ方とかって結構わかるもんだなぁと感じます。
その中でもこの百怪夜行はとくに見ているだけで楽しい。作り手が楽しんで作っているんだろうなぁと思っております。
雰囲気の良い、触っていて楽しいゲームをお探しの方にはぜひオススメです!
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ペンとサイコロさんの新作「卓上ヘボコン」も良い意味でひどい名作ですので、近いうちにレビューしたいと思います。
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